top of page

マインドフルネスは、先端脳科学が注目する「脳の休め方」

  • 15 時間前
  • 読了時間: 3分

きっかけは、心が悲鳴をあげた冬


 定年退職まであと3年。任された仕事の責任の重さとプレッシャーに押し潰されそうになりながら働いていた冬、私は心身ともに限界を感じていました。山に登ったりスポーツで身体を動かしても、頭の中では仕事のことが次々と浮かび、身体はリフレッシュできても心(脳)は休まることがありませんでした。


 そんなある日、YouTubeで偶然出会った「考えすぎてしまう時、心を落ち着ける瞑想」という動画。穏やかな声に導かれながら、初めてマインドフルネス瞑想に触れた瞬間でした。


 毎日15分、ただ座って呼吸に意識を向ける時間を重ねるうちに、少しずつ心が軽くなっていくのを感じました。マインドフルネスという言葉すら知らず、ただ「心が落ち着く」ことを頼りに、2〜3ヶ月間、静かな習慣を続けていました。


忘れていた静けさを、もう一度取り戻す


 仕事が落ち着くとともに瞑想からも遠ざかっていましたが、定年退職を前に「内面を整えることで、人生は変わる」と気づいた時、あの静けさを思い出しました。


 再び瞑想を始め、自分の内側と向き合う時間を持つ中で、「この素晴らしさを、必要としている人に届けたい」と強く思うようになりました。あの動画のクリエーターでもあるマインドフルネス講師の方に相談し、基礎講座・アドバンス講座・講師養成講座を経て、マインドフルネスの学びと実践を深めてきました。


マインドフルネスは「脳の休息法」――脳科学が証明する静けさの力


 ある書籍との出会いが、私の想いをさらに確かなものにしてくれました。 『世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』(久賀谷亮 著)には、こう記されています。


 世界のトップ企業(Google、Apple、Cisco、Facebookなど)がマインドフルネスを導入していますし、一流の起業家や経営者たちがその実践者であることも知られています。


 全社でマインドフルネスを導入したエトナ(アメリカの医療保険会社)では、社員のストレスが3分の1になり、仕事効率が向上しました。全てが直接的な原因では無いにしろ、導入後には従業員の医療費が大幅に減り、1人あたりの生産性が年間約3,000ドルも高まったというのです。


 脳の疲労は、注意散漫・怒り・無気力など、さまざまな形で現れます。競争社会の中で神経をすり減らし、メンタルヘルスの不調に悩む人も少なくありません。頭の中が常に忙しく、どう休めばいいのか分からない――そんな現代人にこそ、マインドフルネスは必要なのです。


静けさは、誰にでも届く


 マインドフルネスは、特別な人のためのものではありませんし、スピリチュアルでも宗教でもありません。疲れた職場で、疲れた心を抱えながら働く人にこそ、そっと寄り添う「最高の休息法」なのです。


 私自身がそうだったように、ほんの15分の静かな時間が、人生の質を変えてくれることがあります。心灯庵では、そんな静けさを、誰もが安心して受け取れるように、やさしく、あたたかくお届けしていきます。


 あなたの心が、少しでも軽くなりますように。


【引用元文献】

書籍:世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

著者:久賀谷 亮

出版社:ダイヤモンド社

 
 
bottom of page