最高の休息法
マインドフルネス
疲れた身体を回復させるためには、睡眠や休息、運動、デトックス、ファスティング等、色々な方法があります。しかし身体は回復できたのに、気持ちがザワザワしたまま、集中力が続かない、何となく疲れたまま、という感じが残る方は、心(脳)に疲れが残っている可能性があります。
心(脳)に無意識に湧いてくる思考や感情などを、落ち着かせて休ませるための1つの方法がマインドフルネスです。宗教でもスピリチュアルでもありません。マインド(心が)フル(満ちている)ネス(状態)を学び、その学びを瞑想という手法で誰もが実践することができ、その効果は脳科学的な裏づけが進んでいる、というものです。
仕事や家事・育児などに追われ、思考や行動に余裕を失ったり、対人関係や思い込みなどからストレス過多になると、「心ここに在らず」という状態(マインドレスネス)に陥り、そこから負のスパイラルが生み出され、心身の不調を引き起こす要因にもなりかねません。
マインドフルネスを実践していくと、どんな困難に直面しても心を整え落ち着かせ、冷静にかつ慈悲・慈愛の心で自分や出来事に向き合うことができます。ストレス過多の現代社会において、ストレスと健やかに共存しながら日々を生きるための、実践的かつ必携の知恵と言えるでしょう。
マインドフルネスを実践する方法としての瞑想には、原始仏教の教えから宗教色を無くして実用面を重視しアレンジしたものと言われています。仏教の坐禅と似ていますが、目的も手法も異なり、マインドフルネス瞑想には色々な種類がある事も特徴です。
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サマタ瞑想、ヴィパッサナー瞑想、メッター(慈悲)の瞑想
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五感瞑想(歩く瞑想、食べる瞑想、飲む瞑想、トラカタ瞑想、ボディスキャン)
既に米国では、Apple社やGoogle社、Facebook社などでマインドフルネスを導入しており、社員の日々のメンタルヘルスケアに役立っています。近年、日本でも導入する企業は増えており、マインドフルネスを用いて様々な分野での研究も進んでいます。
マインドフルネス瞑想の注意事項
マインドフルネスは自己の内観を伴うものですので、時としてトラウマや激しい後悔など、向き合いたくない忘れてしまいたい感情とも向き合うことがあります。マインドフルなアプローチでは、こうした感情をもありのままに見て、慈悲的な受容を行いますので、自我が脆弱な状態では一連のコントロールが難しく、かえって症状を悪化させてしまう場合もあります。
マインドフルネス瞑想は、心疾患の回復期に用いられる練習法であり、ご自分の意思や感情と向き合う練習も含まれます。現在、心疾患などで通院中の方、または現在症状が強く出ている方は、ご参加をお控えいただくか、必ず医師と相談の上でご参加ください。



